「idenkimeter」は、自宅やオフィスに設置してある電気メーターをチェックし、使用量をiPhoneに入力、算出した時間あたりの消費電力を専用サーバーを介し「戦闘力」に変換することで、遊びながら消費電力をいかにして抑えるかという「節電」をテーマにしたゲームアプリである。

プレイに際しては、まず各種情報設定を行う。自分を含め、何人で空間を共有しているのか、外出の頻度、メーターの形式、オフィスなのか一般家庭なのかといった電力消費量の影響点などの情報を入力する。Twitterとの連携も可能で、取得したデータの投稿をアプリの切り替えなしで行える。各種設定が終わったら、画面左下のタブ「メーターの入力」をタップし、設置してある電気メーターを見て、現在の数値を入力、右上の「保存」ボタンで現時点の情報を保存する。

「設定」で各種の情報を入力、設定する

「メーター入力」で電気メーターの現在の数値を入力する

適当な時間(1時間でも、2時間でも、1日でも)をおいて、また電気メーターをチェックし、現在の数値を入力し、保存する。すると、「消費電力」画面に移動し、時間当たりの消費量および、使用総量に対する平均使用電力が自動で算出される。ここで「評価を取得」をタップすると、専用のサーバーに接続し、「戦闘力」に変換したデータを戻してくれる。記録した数値は履歴として登録され、画面下中央の「メーター履歴」をタップすることで参照可能。画面右上の「つぶやく」をタップするとTwitter投稿ができる。その際、「記録」または「評価」を選択できる。「記録」は時間当たりの使用量を自動入力してくれ、「評価」は先ほどの「戦闘力」を自動入力してくれる。自動入力の際、ともに「#denkimeter」というハッシュタグが付記される。本アプリはもともと、節電をテーマにしてTwitterやSkypeなどで情報を共有して遊ぶゲーム「#denkimeter」をサポートする目的で開発されたので、このハッシュタグが入っているというわけだ。変換された「戦闘力」でどのように戦うのかは、同webサイトを参照いただきたい。

「消費電力」では使用量や「戦闘力」に変換された情報などを表示

「メーター履歴」では過去の記録を参照可能

「つぶやく」ボタンをタップするとTwitterへの投稿ができる

「#denkimeter」の提唱するルールに則って遊ぶのも良いし、個人としてどの程度節電に貢献できているか計る指標とするのも良い。これから夏にかけて、電力不足になる可能性が高いと予測されている。本アプリで楽しみつつ、問題意識を持って節電に取り組んでいきたい。

対応モデルは、 iPhone、iPod touchおよびiPad互換、OSはiOS 4.0以降、ジャンルはゲーム、アプリサイズは0.3MB、対応言語は日本語、執筆時のバージョンは1.0