ベンチマークの計測では、PCMark Vantageに加え、3D性能を測るためにFF11のVana'diel Bench 3も実行してみた。低い解像度ならば十分に遊べるスコアとなっており、3D性能をそれほど要求しないオンラインゲームならばプレイできそうだ。ただし、前述のとおりCPUパワーはそれほど高くないため、GPUよりもCPU性能を要求するゲームでは快適にプレイできない可能性があることには注意してほしい。

PCMark Vantage
PCMARK Score 3101
Memories Score 2449
TV and Movies Score 1753
Gaming Score 3438
Music Score 4354
Communications Score 2688
Productivity Score 4158
HDD Score 17746
Vana'diel Bench 3
High 2156
Low 3351

また、このDirectplusモデルで隠れた魅力となっているのがSSDだ。6Gbps対応でデータ転送速度が高速な「RealSSD C300」が採用されており、OSやアプリケーションのキビキビとした動作につながっている(チップセットも6Gbps対応)。ストレージのデータ転送速度を測るベンチマーク「CrystalDiskMark」でも、公称値である読み込み速度の300MB/秒には届いていないが、238.7MB/秒とモバイルノートとしては十分過ぎるほどのスピードを記録した。

SSDにはRealSSD C300が採用されていた

CrystalDiskMarkの実行結果。読み込みテストの結果は200MB/秒を超えており、ノートPCとしては十分過ぎるほど高速だ