東京都は3月24日、同日午前6時に採水した金町浄水場の水道水の放射能の測定結果が、食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値を下回ったことを発表した。
23日、金町浄水場の水道水から、乳児の飲用に関する放射性ヨウ素131の暫定的な指標値である1リットル当たり100ベクレルを上回る210ベクレルの放射性ヨウ素131が検出された。
これを受け、東京都は23区、武蔵野市、三鷹市、町田市、多摩市、稲城市の住民に対し、乳児による水道水野摂取を控えるよう注意を喚起した。
24日6時の検査で検出された金町浄水場の放射性ヨウ素131の量は1リットル当たり79ベクレルと、乳児の飲用に関する暫定的な指標値の100ベクレルを下回った。