ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PlayStation Network上で展開するプレイステーション 3向けのオンラインサービスであるPlayStation Homeが、2011年3月3日(木)付で、国内累計200万アカウントを達成したと発表した。

なお、これを記念し、2011年3月10日(木)のメンテナンス終了後から2011年3月31日(木)までの間、「200万アカウント達成記念キャンペーン」が実施される。期間中は、一部の対象商品について、通常価格の半額で提供するセールを開催するほか、期間中にPlayStation Home用コンテンツを500円以上購入した人の中から、抽選で50名に「プレイステーション ネットワーク チケット」10,000円分をプレゼントするキャンペーンも実施予定。

また、PlayStation Homeは、本サービス上で動作するゲームの開発を強化するバージョン1.50へのアップデートを実施。このアップデートには、ネットワーク機能、物理演算エンジン、アニメーションとグラフィックス機能の強化と新たな開発ツールの提供が含まれまれているという。

これにより、ネットワーク機能の強化が施され、レースゲームや一人称視点シューティングゲームといった、応答速度の速さを求められる多人数プレイ用ゲームの開発が可能になるとしている。加えて、物理演算エンジンやグラフィックス機能の改善により、より現実的で精緻なゲームの表現が可能となる。このアップデートは2011年春の実施を予定。

本アップデートにより、ゲームソフトウェア開発者は、PlayStation Homeの有する強力なオンライン機能やコミュニケーション機能を使った、これまでにない企画のゲームを既に国内で200万アカウントの利用者を有するコミュニティに対して提供することが可能になるとしている。

また、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PlayStation Home上で動作するゲームの開発を推進するため、ゲームソフトウェアメーカーへのサポートをさらに強化していくとしている。