アーク情報システムは、PCのメモリを最大限活用するためのWindows 7 64ビット対応ユーティリティソフト2種類を収録する「Speed Complete BOX」を3月11日より価格5,470円で発売する。対応OSは、Windows XP / Vista / 7(32/64ビット)。同社Webサイトでは体験版も公開している。
製品は、PC本体のメモリを最大限活用するためのソフトフェア2本が収録される。
「SSD革命/SpeedAdvance Ver.1 Hi-Grade Windows 7 32/64bit 対応版」は、システムドライブへの書き込みを書き込みが速いメモリ上の領域に一時ファイルとして行うことで高速化を実現。高速化実行中はシステムドライブの変更を留保するので、ウイルスの攻撃や誤操作などからの保護にも一役買う。
「Memory 革命/RAM Drive Ver.1 Windows 7 32/64bit対応版」は、システムメモリ上に高速な仮想RAMドライブを作成。Windows上に実際のドライブのように表示されるこの仮想ドライブは、高速化ドライブとして作用し、たとえばブラウザ関連のフォルダや計算処理ソフトなどをここに設置することで通常より高速な処理を実現することもできる。
両製品ともOS管理外のメモリを活用できるため、32ビット版Windowsでは認識できない約3GB以上のメモリ、64ビット版Windows 7では、さらなる大容量のメモリを余すこと無くふんだんに活用できる。同社では、両ソフトとも従来から32ビットOS対応の製品であったが、64ビット版OSユーザーからの対応要望の声が多く寄せられていたとしている。