カシオ計算機は4日、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」シリーズより、「EX-H30」を発表。3月上旬に発売する。ボディカラーはブラック、ゴールド、レッドの3色から選択でき、価格はオープン。推定市場価格は3万円前後。

1回の充電で1,000枚撮影可能な「EX-H30」。ハイブリッドGPS機能を搭載した旅カメラ「EX-H20G」の弟分

EX-H30は、1回の充電で1,000枚を撮影できるハイズーム&コンパクトシリーズの最新モデル。映像エンジンに「EXILIM エンジン 5.0」を採用しており、先進のフルオート「プレミアムオート」をはじめ、ワンアクションで最大240度のパノラマ撮影が可能な「スライドパノラマ」や、操作音が消えてフラッシュが発光禁止になるなど美術館やレストランで便利な「マナーモード」、より電池消費を節約する「省電力モード」など、旅に便利な数々の機能をサポートする。動画撮影は、1280×720のHDムービーに対応。撮影中のズーム操作やコンティニュアスAFもおこなえる。さらに、動画を合成できる「ダイナミックフォト」にも対応している。

背面には約46万ドットの3.0型TFTカラー液晶を採用した

レンズは、広角から望遠までを十分にカバーする24-300mm相当の光学12.5倍ズーム。また、画像を輪郭部と模様などのテクスチャ部、平坦部に分けてそれぞれに最適な処理を施す「超解像高画質」をサポート。シングルフレーム超解像技術を使用した「プレミアムズーム」を光学ズームと併用することで、精緻な画像を保ったまま18.8倍までのズームが可能。デジタルズームは最大4倍となっている。

撮像素子は、1/2.3型有効1610万画素CCDセンサーで、CCDシフト式の手ぶれ補正機構付き。背面液晶は、約46万ドットの3.0型TFTカラー液晶。電源は、充電式の専用リチウムイオンバッテリー。記録メディアは、SD、SDHC、SDXC、Eye-Fiカードに対応。サイズは104.8(W)×59.1(H)×28.6(D)mm、電池とメモリーカードを含む重量は約201g。