三菱電機は14日、パーソナル向け冷蔵庫「MR-P17S」「MP-P15S」を発表した。発売は1月11日。価格はオープンで、市場価格はMR-P17Sが5万円前後で、MR-P15Sが4万5,000円前後と予想される。

フルモデルチェンジで、ボトムフリーザータイプとなった三菱電機のパーソナル向け冷凍冷蔵庫。左が総庫内容積146Lの「MP-P15S」で、右が総庫内容積168Lの「MR-P17S」

MR-P17S/P15Sは、それぞれ、MR-16R/14Rの後継モデルとなるパーソナル向け冷蔵冷蔵庫。総庫内容積は168L/146Lと、従来モデルに比べて、10L以上も拡大しているが、本体サイズは、幅は従来機と同じ480mm、奥行きは従来機よりも7mmプラスの595mm、高さは、MR-P17Sが1338mmで従来機よりも22mmプラス、MR-P15Sが1213mmで従来機よりも13mmプラスと、容量の拡大程は増えていない。

また、従来はフリーザーを上部に配したスタイルを取っていたが、新モデルでは冷蔵室を上部に配したスタイルに変更(MR-P17S/15Sともにフリーザーの容積は、従来よりも4Lプラスの46L)。これらは、冷蔵室の使い勝手を向上させるため。さらに、冷蔵室には肉や魚などの保存に適した低温ケースを配置。ドアポケットには500mlのペットボトルが10本収納可能となっている。

断熱性能の改善により、省エネ性能も向上。年間消費電力量は、MR-16Rでは350kWh/年(50Hz)/340kWh/年(60Hz)だったが、MR-P17Sでは320kWh/年に、同じくMR-15Rでは340kWh/年(50Hz)/330kWh/年(60Hz)だったものが、MR-P15Sでは300kWh/年となっている。また、2010年省エネ基準達成率は、それぞれ122%/125%で、いずれも2010年度エコポイント制度の対象商品。