本連載では、Androidの基本的な設定や使い方をわかりやすく紹介している。前回紹介したGoogleアカウントの登録を完了するとGmailやAndroidマーケットを利用することができるようになる。これらを利用する際に、無線LAN(Wi-Fi)やパケット接続の設定について知っておく必要がある。今回は、通信まわりの設定の仕方を紹介しよう。

通信関連の設定はすべてワイヤレス設定(Android 2.1以降は無線とネットワーク)の項目で行う

Wi-FiやBluetoothのオン・オフ、パケット設定などが行える。Wi-Fiアクセスポイントの設定はWi-Fiをオンにして「Wi-Fi設定」から行う

なお、「IS01」と「LYNX SH-10B」は通信の項目でワイヤレス関連の設定を行う

検出されるアクセスポイントから、接続したいアクセスポイントを選び、接続キーを入力する

IS01、LYNX SH-10Bでは公衆無線LANの「かんたん接続設定」が用意されている。また最新の機種では、WPSやAOSSでの接続に対応しているものもある

Wi-Fi設定画面でメニューボタンを押し「詳細設定」に入ると、Wi-Fiのスリープ設定などが行える。画面オフ状態でもWi-Fiを切りたくない場合はスリープしないに設定にしよう。ただし、その場合バッテリーの消耗は当然早くなる

パケット接続の設定は、ワイヤレス設定(無線とネットワーク)から「モバイルネットワーク」(IS01とLYNX SH-10Bはモバイルネットワーク設定)に入って行う。パケット接続のオンオフ、国際ローミング時の設定などもこちらで設定する

「アクセスポイント名」でアクセスポイント(APN)の設定を行う。メニューボタンを押し「新しいAPN」を選択すると、APN情報を設定する画面に入るので、各通信会社が公開している接続情報を入力しよう。なお、デフォルトで設定されているAPNで問題ない場合は特に触る必要はない。また、IS01にはAPN設定を行う画面が存在しない

次回は、従来のケータイから電話帳を移行する方法について紹介する。

AndroidスマートフォンのTips

第1回 Googleアカウントの登録
第2回 通信まわりの設定について
第3回 ケータイから電話帳を移行(前編)
第4回 ケータイから電話帳を移行(後編)
第5回 Androidマーケットを使いこなす

(Kunihisa Takayama/K-MAX)