ワコムは、インド市場における事業基盤確立のため、現地法人Wacom India Private Limited(所在地:ニューデリー)を設立し、2010年11月1日より営業を開始すると発表した。また、新興国コンシューマ市場向けに開発したペンタブレット新製品「Bamboo One」をインドにおいて2011年1月より販売開始する。
同社では、1995年よりインドの販売代理店などを通じて製品販売を開始している。ワコム製品の「Intuos4」シリーズと「Cintiq」シリーズは、映像、アニメーション、グラフィックデザインなど、インドにおけるデジタル制作分野ですでに広く利用されているとのこと。また、インドではPC市場が急速に拡大しているという現状を受け、ワコムでは、すでに販売しているコンシューマ向けタブレット「Bamboo」シリーズのさらなる普及を目指し、エントリーレベルのペンタブレット新製品「Bamboo One」の販売を2011年1月より開始するとのこと。
Bamboo OneはPCを直感的に操作したり、簡単なお絵かき/イラストを手軽に楽しむことができるタブレット。同社ではBamboo Oneの発売により、インド市場でのワコム製品普及とブランド認知度の向上を目指すとしている。
