iLife '11

アップルは同社のMac用家庭向けソフト「iLife」の最新版となる「iLife '11」を発表し、同時に発売を開始した。写真管理ソフト「iPhoto」、動画編集ソフト「iMovie」、音楽作成ソフト「GarageBand」が大幅リニューアルし、ホームページ作成ソフト「iWeb」とDVD作成ソフト「iDVD」も引き続き同梱される。今後出荷されるMac製品に標準添付されるほか、従来バージョンのユーザーにアップグレード価格4,800円で提供される。

また、10月1日から10月19日の間にApple Online StoreでUp-To-Dateプログラム対象のMac製品または整備済コンピュータを購入したユーザーは、680円でiLife '11へのアップグレードが可能。

iLife '11の各アプリケーション。左がiMovie '11、中央がiPhoto '11、右がGarageBand '11

iPhoto '11では、フルスクリーンモードでの表示/編集に対応。Facebookとの連携を強化し、Eメール送信を手軽に行えるようになった。スライドショー/フォトブックもさらに高機能になっているほか、新たに活版印刷カードの作成も可能になり、さまざまなかたちで写真を活用できる。

iPhoto '11では活版印刷カードの作成が可能になった

iMovie '11では、予告編作成、ワンステップエフェクト、人物検出といった機能を搭載。またオーディオ編集ツールが刷新されている。このほか、スポーツとニュースのテーマが追加されたほか、iTunesやFacebook、YouTubeなどへの書き出しを行えるようになっている。

GarageBand '11の新機能は、リズムを整えるツールであるFlex Timeとグルーブマッチング、新しい7つのギターアンプと5つのエフェクト、新しいレッスンなど。レッスンを受けた演奏結果をGarageBandが評価するという機能も搭載する。