パナソニックとパナソニック電工は18日、日本電球工業会による直管形LEDランプの規格化に対応した「直管形LEDランプ」と「直管形LEDランプ専用照明器具」の開発を進め、2010年中の発売を目指すと発表した。

直管形LEDランプと直管形LEDランプ専用照明器具のイメージ

また、同時に既設器具のリニューアル用として、ランプとソケット、電源がセットとなった交換部品ユニットも製品化するという。

パナソニックグループでは、これまで直管形LEDランプの規格がJISなどで標準化されておらず、電気用品安全法の対象にもなっていないなど、安全基準が明確に制定されていなかったことを理由とし、直管形LEDランプの製品化を見送ってきた。

しかし、8日に日本電球工業会による規格(JEL801:2010)「L形口金付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」が制定されたことに伴い、2010年末までの製品化を目指し、同規格に準拠したランプ、および専用器具の開発を進めるという。

なお、ランプの開発はパナソニックが、器具本体およびソケット、電源の開発はパナソニック電工が担当する。