カシオ計算機は13日、室内環境の状態を4つのアイコンで表示する「生活環境お知らせクロック」の新モデル「IDL-100J」を発表。発売は10月30日を予定しており、価格は4,200円。

インフルエンザや風邪などの対策に活躍してくれる「生活環境お知らせクロック」(IDL-100J)

生活環境お知らせクロックは、同社と日本気象協会が共同で開発したもの。室内の温度や湿度が快適と感じる状態や、風邪引きなどに注意が必要な状態を、4つの「お知らせアイコン」で知らせてくれる電波クロックだ。

今回発表されたIDL-100Jの最大の特徴は、内蔵のセンサーで計測した温度や湿度のデータをもとに、室内環境の状態をアイコンで知らせてくれる機能や温度/湿度の表示など健康管理に活躍してくれる機能を従来モデルより継承しつつも、機能を絞ることで低価格化を実現したこと。生活環境お知らせクロックシリーズの最安値となっているだけではなく、同シリーズ壁掛けタイプとしては従来モデルの半額以下という価格設定となっている。

「快適」のほか、低温・乾燥の場合は「風邪引き注意」、多湿の場合は「カビ・ダニ注意」、高温の場合は「熱中症注意」といった「お知らせアイコン」が点灯。過度の状態になった場合は、それぞれのアイコンが点滅し、注意を喚起するという

なお、「今日の最高気温/湿度」や「前日との温度差」を表示する機能は非搭載だが、15分間隔で現在の温度/湿度と30分前の温度/湿度を比較し、温度は0.5℃以上、湿度は2%以上の変化があった場合に、その変化を上昇や下降を示す傾向マークで表示する機能を搭載。このほか、フルオートカレンダー(月・日・曜日表示)、12/24時間制表示切替などにも対応する。本体サイズは260(W)×180(H)×35(D)mmで、重さは約560g。