電通と慶応義塾大学SFCによるクリエイティブ・ユニット「汐留イノベーションスタジオ(SIS)」による「PaPaCo Design Project」では、SISとアーティスト、デザイナーとのコラボレーションにより生まれた「コミュニケーションツール(=おもちゃ)」を公式Webサイトにて公開。

汐留イノベーションスタジオによるPaPaCo Design Projectは、父親と子どもが遊びの中でクリエイティブな感性や創造力を育むことのできる「コミュニケーションツール(=おもちゃ)」の開発を行なっており、これまでにもiPhoneアプリ「アースガラガラ」などの開発・提供などを行ってきた。

子どもが拾ってくる木ノ実、石ころ等を木箱(=スピーカー)にいれて、眺めたり振って音を鳴らしてみることで豊かな感受性を高めるツール「ネイチャースピーカー」/コラボレーション:mamoru(サウンドアーティスト)

アプリの開発と並行して発表されたのが、様々なアーティストやデザイナーと共同開発を行なった4つの作品とSISオリジナルの作品。

それぞれの作品におけるコンセプトの共有や創作過程のディスカッションなど、多彩なプレイヤーとの共創により生まれたコミュニケーションツール(=おもちゃ)のコンセプトモデルを公式Webサイトにて閲覧することができる

同プロジェクトでは、これらの商品化や取り組みを通して培った知見やノウハウ、ネットワークを活かした事業化などの展開を検討し、現在も、奈良県の吉野の森の再生を目指すNPO法人「Yoshino Heart」とパートナーシップを組み、様々なアーティストや木工作家を募り、商品化していく計画が進行しているとのこと。

なお、11月初旬には南青山のUtrecht(ユトレヒト)にて、実物モデルの展示イベントが予定されている。

PaPaCo Design Projectの詳細はこちらより。