凸版印刷と東京メトロポリタンテレビジョン(以下、TOKYO MX)は9月27日、地上デジタルテレビ放送のデータ放送でお買い得情報を発信して生活者を店舗まで誘引するサービス「得だね!Shufoo!」の実証実験を10月4日から開始すると発表した。

同実証実験の目的は買い物行動を誘発する次世代のクロスメディア広告モデルを検証することで、今年12月末まで実施され、首都圏エリアの大手流通企業10社・約500店舗が参加する。

実証実験の仕組みは、「得だね!Shufoo!」のサービス紹介のスポットCMで番組閲覧への誘引を行うとともに、TOKYO MXの番組内で「得だね!Shufoo!」を紹介し、さらに番組と連動したデータ放送でタイムセールやクーポン割引などのお買い得情報の概略を表示し、お買い得情報の詳細がわかる「得だね!Shufoo!」の会員サイトへ生活者を誘引するというもの。

会員サイトでクーポンなどを提供することで会員獲得を図るともに、流通企業の店舗ではサンプル商品の提供などにより、実店舗への誘引を促進する。

得だね!Shufoo!の仕組み

データ放送としてTOKYO MXの『U・LA・LA@7、『5時に夢中!』、『ザ・ゴールデンアワー』などの情報番組でのオーバーレイ型データ放送を行うほか、スポットCMやTwitterなども活用し てクロスメディア展開を図る。