ライカカメラは21日、独ケルンにて開催されている『photokina 2010』にて、フォルクスワーゲングループとのコラボレーションによって誕生した特別限定品「ライカ M9 チタン」を発表する。発売は12月を予定し、販売数は世界限定500台。取扱いはライカ直営店およびライカ正規特約店。予定価格は238万円。

「ライカ M9 チタン」

同製品は、フォルクスワーゲングループのチーフデザイナーを務めるWalter de'Sliva氏がデザインを担当し、レンジファインダーカメラの特性を新たに表現した独創的なカメラになっているとのこと。

本体外観の目に見える金属部分には、軽量で強度と耐久性に優れた純チタンが使われており、同じく純チタンを使用したレンズ「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.」がセットとして付属する。液晶モニターを保護するカバーガラスには、耐傷性に優れたサファイアガラス、レザー外装には、アウディのプレミアムクラスのインテリアで使用されているレザーが採用されている。

カメラを保護するとともに、素早く取り出すことが可能なショルダーホルスター

セットの内容は、カメラ本体とレンズのほかに、特殊なデザインを採用したショルダーホルスター、ショルダーストラップ、サイズが異なる2種類のフィンガーループが含まれる。

また、「ライカ X1」のボディをエレガントなブラックで統一した、新カラーバリエーション「ライカ X1 ブラック」も同時に発表。カラーの変更だけではなく、外装のレザーも表面のシボが粗いものを新たに装備している。発売は11月を予定しており、価格はオープン、販売価格は未定。

「ライカ X1 ブラック」