21日に開幕した「photokina 2010」にて、リコーは「GXR」の新カメラユニットを公開した。

リコー

「GRエンジンIII」を搭載する、第4のカメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」

GXRは、リコー独自のユニット交換式カメラシステム。ボディ内部に撮像素子を持たず、レンズと撮像素子、画像処理エンジンを一体化させたカメラユニットをボディに装着して使用する。一眼レフに匹敵する画像と、コンパクトカメラ並みの機動性を備え、その場その場で最適なレンズやセンサーに対応できることが特徴だ。

今回発表された「GR LENS A12 28mm F2.5」は23.6mm×15.7mm(APS-Cサイズ)のCMOSセンサーを採用。高画質単焦点で、使用頻度の高い広角レンズを使用している。これまでの流れの上で、第4のカメラユニットとの位置づけだ。1280×720画素のHD動画も楽しめる。製品詳細はこちら

同社では、今後も年2本程度の頻度で新ユニットを投入していくとしている。

(田口理穂)