ネットアップは9月22日、仮想化環境向けストレージ管理ソフトウェアの新版「NetApp Virtual Storage Console 2.0」の提供を開始したと発表した。

NetApp Virtual Storage Consoleは、vSphereで構築された仮想化環境においてネットアップのストレージを一元管理できる統合管理製品。VMwareが提供するvSphere環境向け管理ソフトウェア「VMware vCenter Server」のプラグインとして開発されている。

新版では、仮想化環境向けデータ管理自動化ソフトウェア「Snap Manager for Virtual Infrastructure」と、仮想デスクトップ環境向けの運用管理ソフトウェア「Rapid Cloning Utility」をNetApp Virtual Storage Consoleに統合。バックアップ/リカバリの自動化やディザスタリカバリ向けの設定、仮想環境用の容量割り当て/既存環境のサイズ変更、バーチャルマシンの仮想クローンを作成するプロビジョニングなども同じコンソールの上で行えるようになった。

同ソフトウェアは、ネットアップユーザーおよびパートナー向けのサポートサービス専用サイト「NOWサイト」にて無償でダウンロードできる。