カプコンは17日、同社の人気ゲームタイトルの最新作「ロスト プラネット 2」のPC環境向けベンチマークソフトを公開した。公式サイト経由で無償ダウンロードできる。DirectX 11のフィーチャが豊富に盛り込まれたタイトルで、同タイトルPC版の発売日は2010年10月14日を予定。

ベンチマークには最新環境向けのDirectX 11と、旧環境向けのDirectX 9の2種類のテストが含まれている。DirectX 11対応GPUと組み合わせることで、身体の凹凸などが「テッセレーション」によってディティールアップした巨大モンスターや、「コンピュートシェーダ」の活用によるリアルな物理表現などを確認することができる。また、3D立体視の「NVIDIA 3D Vision」もサポートしている。

左がDX9環境、右がDX11環境でのスクリーンショット。巨大モンスターの表皮に注目。テッセレーションによってトゲや角、凹凸がディテールアップしている

左がDX9環境、右がDX11環境でのスクリーンショット。炎の表現でもテッセレーションを活用することで、より立体的に、リアルさを増している

左がDX9環境、右がDX11環境でのスクリーンショット。水の表現では、テッセレーションで水面の質感を向上、波の物理表現ではコンピュートシェーダを活用している

動作推奨スペックは、CPUがIntel Core 2 Quad/AMD Phenom II X4以上、GPUがNVIDIA GeForce 9800シリーズ/ATI Radeon HD 4800シリーズ以上といったもので、DirectX 11での動作には対応GPUであるNVIDIA GeForce 400シリーズ/ATI Radeon HD 5000シリーズが必要となる。3D Visionを試す場合はNVIDIA GeForce GTX 260以上を推奨。