アップルは8月2日から14日まで全国7つの直営店で、子ども向けのワークショップ「サマーキャンプ」を開催している。同ワークショップは毎年行われる定期イベントで、8歳から12歳までの子どもが参加。動画編集ソフトの「iMovie」を活用し、「Apple Storeで映画監督になる」をテーマにしたショートムービーを制作・披露する。Apple Store, Ginzaでの様子を取材した。
今回のワークショップは全3日制。初日はテーマ選びと絵コンテづくりに加え、子どもたちが「iPod nano」のサーモグラフィなどのエフェクト機能を活用した映像を撮影し、ショートムービー用の素材をそろえた。
2日目は、初日に撮影した映像を活用して、iMovieで映像の編集作業に取り組んだ。インストラクターがiMovieのズームやフェードイン/アウトなどの演出機能、音声の付加などを説明すると、子どもたちは、付き添いの親と一緒になって、さほど難なく編集作業を進めていく。基本操作はマウスのドラッグ&ドロップが多く、インストラクターの指示に従えば、ショートフィルムとして仕上げることができる。なかには「人に見せても飽きないように、ここを短くして……」と考えながら、プロさながらに編集作業を進める子どもも。
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2日目最後は、賞状の授与とオリジナルバッジを贈呈。 |
編集作業を終えた映像は最長3分程度のショートムービーとなり、DVD化。子どもたちの制作した作品は、14日に行なわれる「サマーキャンプ・フィルム・フェスティバル」で披露される予定だ。
なお、Apple Storeでは、子ども向けのワークショップを月1回程度のペースで行っており、参加希望者は同社の各店舗情報を参照していただきたい。