スマートフォンのネイティブアプリケーション開発にあたり、興味深いプロダクト「Rhodes」がバージョンアップしてリリースされた。Rhodesはスマートフォンアプリの開発に特化したMVCフレームワーク。Ruby/HTMLで構成されたソースコードを、著名なスマートフォンのネイティブアプリに変換する。このRhodesをもちいて、iPhoneシミュレータ/Androidエミュレータで実際にアプリを動作させてみた。

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Rhomobileは6月29日(米国時間)、Rhodesの最新版となるRhodes 2.0を公開した。Rhodesはスマートフォンのネイティブアプリケーション開発向けMVCフレームワーク。デベロッパはRubyとHTMLを使ってコーディングをおこなうだけで、iPhone, Windows Mobile, RIM, Symbian, Androidのネイティブアプリケーションを作成することが可能になる。Rhodesのニュースについては、別途マイコミジャーナル内のニュース記事「iPad/iPhone/BlackBerry/AndroidアプリをRubyで開発、Rhodes 2.0登場」参照されたい。

Rhodesのアーキテクチャ - Rhodes Developer Referenceより引用

Rhodes 2.0はThe MIT Licenseおよび商用ライセンス(the Enterprise License)のデュアルライセンスのもとで公開されているオープンソースソフトウェア。本稿ではこのRhodesを使用して、iPhone/Android用のネイティブアプリケーションを作成するところまでを紹介しよう。