らくらくホン7(富士通製)

NTTドコモは、FOMA携帯電話の新製品「らくらくホン7」(富士通製)を7月23日より発売すると発表した。

らくらくホン7は、新たに「らくらくサイトボタン」を搭載したらくらくホンシリーズの新製品。らくらくサイトボタンを押すと、生活に役立つ情報などをすぐに調べることができる「らくらくiメニュー」に接続できる。らくらくiメニューから「天気」「ニュース」「乗換案内」「株価」「占い」などの情報を簡単に閲覧可能だ。寸法・重量は約110×50×約15.5mm(最厚部:約19.0mm)・約123グラム。

機能面では、従来機「らくらくホン6」に引き続き、防水・防塵性能に対応。また、新たにデコメールの作成も可能となった。さらに、「歩く」「食べる」などを気軽に楽しみながら健康をサポートしてくれる「i Bodymo」や歩くフォームを診断し、正しい歩き方になるようにアドバイスをしてくれる高橋 尚子氏監修の「高橋尚子のウォーキングクリニック」などのサービスも利用できる。

このほか、GPS、ビデオクリップ(10MB iモーション)、iコンシェル、着うた、地図アプリ、ケータイお探しサービス、iチャネル、緊急速報「エリアメール」、おまかせロック、電話帳お預かりサービス、ソフトウェアアップデート 自動更新対応、音声入力メールデコメ絵文字、防水・防塵などに対応。通信面では国際ローミングサービス「WORLD WING(3G/GSM)」をサポートする。

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左から、NTTドコモ プロダクト部長の丸山誠治氏、スポーツ選手の高橋尚子さん、女優の大竹しのぶさん、富士通 執行役員 副社長の佐相秀幸氏、富士通 執行役員常務の大谷信雄氏

1999年の初代らくらくホンからの歩みを説明するNTTドコモ プロダクト部長 丸山誠治氏。2010年6月末で累計販売台数1780万台になった

富士通が研究を進めているセンシング技術を投入した「らくらくホン7」。ウォーキング診断機能を搭載し、歩幅や腰の動き、手の振りなどをアドバイスしてくれる

ステージ上では、「らくらくホン7」を使ったウォーキングのデモが行われた

これがウォーキングの診断結果のサンプル。腰の回転を増やして歩幅を広くするようにアドバイスされている

ウォーキングクリニックの起動画面。スタートさせてフォーム診断を選ぶと歩き方をチェックしてくれる

フォーム診断をするには、起動させたまま携帯を閉じてポーチに入れる。そしてポーチを腰のところにセットする。これだけだ

フォーム診断をするには、起動させたまま携帯を閉じてポーチに入れる。そしてポーチを腰のところにセットする。これだけだ

診断結果は点数にして表示される。このあとアドバイスを確認できる

外観は一般的な携帯電話と変わらない。数多くの富士通の最新技術が盛り込まれているとは一見しただけでは分からない

800万画素を超えるハイスペックなカメラを搭載。ユーザーからの要望から実現された機能のひとつ

インターネットに簡単に接続できるよう、専用ボタン「らくらくサイトボタン」を用意。押すと「らくらくiメニュー」につながる

「らくらくiメニュー」では、ニュース、天気などのほか、「らくらくホン」世代にピッタリな専用無料コンテンツ「らくらくニッポン探訪」を提供している

カメラの自動シーン認識機能がさらに進化。撮影している被写体の中にQRコードを見つけると、自動的に読み取ってくれる

(写真・キャプション/南謙治)