足し算と割り算をするコード

それでは、テストコードを見ていきましょう。SampleLibプロジェクトにCalcクラスを作成し、足し算をするAddメソッドと、割り算をするDivideメソッドを記述します。

namespace SampleLib
{
//簡単な計算を行うCalcクラス
public class Calc
{
    //足し算を行うメソッド
    public int Add(int x, int y)
    {
    return x + y;
    }

    //割り算を行うメソッド
    public int Divide(int x, int y)
    {
    return x / y;
    }
}
}

Calcクラスのコード(C#)

足し算の動作確認をするテストコード

次に、テストプロジェクトにCalcTestクラスを作成し、テストコードを記述します。

using System.Collections.Generic;

//Xunit名前空間をインポート
using Xunit;
using SampleLib;

namespace SampleLibTest
{
//Calcクラスをテストするクラス
public class CalcTest
{
    //テストメソッド
    [Fact]
    public void 足し算が成功するはず()
    {
    Calc c = new Calc();
    //1足す2
    int sum = c.Add(1, 2);
    //合計は3のはず
    Assert.Equal(3, sum);
    }
}
}

CalcTestクラスのテストコード(C#)

値の確認をするにはAssertクラスのEqualメソッドを使用します。第1引数(予想値)と第2引数(テスト対象値)が同じであればテストにパスします。EqualsメソッドではなくEqualメソッドである点に注意してください。

テストランナーでテストを実行

デバッグ実行(F5キー)を行うとテストランナーが起動し、[Run All]ボタンをクリックするとテストを実行できます。

テストランナーでテストを実行(成功するとバーが緑色になる)