日立マクセルは7日、新形状の「ノズルポート」を採用したヘッドホン「HP-NZ13」を発表。全8色を7月26日に発売予定で、価格はオープン。推定市場価格は1,500円前後。

HP-NZ13は、薄型でフラットなシリコン製イヤーパッドを採用したノズル型ヘッドホン。同社の調査によると、カナル型ヘッドホンの改善が必要な点として34%が「着け心地」と回答しており、同製品はヘッドホンの「着け心地」を重視するユーザー、従来のヘッドホンの「フィット感」に満足していないユーザーに向けて提案するものとしている。

耳の穴に挿し込まない新しい着け心地を実現した「HP-NZ13」。高磁力ネオジウムマグネットを採用したドライバユニットを搭載し、磁気のひずみを低減するという

また、ノズル型ヘッドホンは、耳の穴を完全にふさがない形状のため、カナル型よりも周囲の音が聞こえやすい構造となっている。

シリコン製イヤーパットの先端を細くしたノズル形状の「ノズルポート」を採用している

本体色は、メタルカラーを基調とした「ブラック」、「シルバー」、「ネイビー」、「ピンクゴールド」と、マットカラーを基調とした「ローズ」、「チェリー」、「ルビー」、「ホワイト」の計8色を用意。さらにピンク系のモデルには、ピンクのカラーコードを採用している。このほか長さ1.2mのY型コードの分岐部分には、コードをまとめて固定する「からみ防止スライダー」を装備する。