「E」シリーズ最新モデル「E1486TW」

「単に低価格なだけではない」という姿勢には、大きな拍手を送りたい。たとえば、1410万画素センサーと光学8倍ズームをもつ薄型モデル「E」シリーズは、広角側28mm対応や「顔」「笑顔」「まばたき」検出と「Face AE」、「パンショット・パノラマ」、「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能、ISO3200高感度対応、HDムービー撮影と、ハイスペックコンパクトカメラに求められる性能をひととおり備えているのだ。流行の防水モデルも近日発売が予定されている。

加えて、伝統的な和風デザインをとりいれたカメラケースや、これとデジカメをセットにした「こだわりの和モダンセット」を企画。「VGP デジタルカメラグランプリ2010 SUMMER」企画賞を受賞するなど高く評価されている。

京都の老舗店とコラボレーションした「こだわりの和モダンセット」

家族一人ひとりに相応しいカメラを

また、GIJの特筆すべき企業活動のひとつに「映育」がある。これは、体育・知育・食育などと同様に写真や映像、その表現ツールとしてのカメラを通して、子どもや若者たちの豊かな感性を育むことを目的とした活動。具体的には各地の幼稚園や小中学校に機器を貸与し、子どもたちの写真撮影・映像制作体験を支援しているのだ。

小さなカメラマンたちが夢中になって撮影した"世界"

各地の映育イベントでは、GIJのデジカメを手に、目を輝かせて被写体を追い続ける子どもたちの姿が見られるそうだ。一人一台、「本物のカメラを手渡された」ことに大興奮するちびっこ写真家たちの気持ちは、この記事を読まれている方なら容易に想像できるだろう。

この映育活動の思想と、GIJが提唱する「Value for money」のコンセプトは密接に繋がっている。GIJが展開するハイ・コストパフォーマンス製品の数々はすべて、「お父さん、お母さん、子どもたち、家族それぞれに合うデジカメを提案したい」「カメラを腕時計のように一人一台、いや、それ以上持つものにしたい」「誰もが楽しめ、誰もが手にできる本物のデジタルカメラを提供したい」といった理念を具現化したものなのだ。…つづきを読む