ナナオは、「ColorEdge CG243W」の後継機種にあたる、24.1型カラーマネージメント液晶ディスプレイ「ColorEdge CG243W-B」を発表した。価格はオープンプライスだが、同社の直販Webサイト「EIZO Direct」の販売価格は168,000円。7月23日より発売される。

「ColorEdge CG243W-B」。右はキャリブレーションセンサ「ColorMunki2」を同梱したセット品

ColorEdge CG243W-Bは、ColorEdge CG243Wの各種性能はそのままに、スタンドをFlexStandに変更している。それにより、作業に合わせ、ディスプレイ部分をより広範囲に調整可能になっている。また、ディスプレイ内部の設定を調整することで直接ディスプレイの色表示を調整するハードウェア・キャリブレーションに対応しており、単品販売に加え、新たにX-Rite社製スペクトル方式のColorEdge専用キャリブレーションセンサ「ColorMunki2」を同梱したセット品(オープン価格、EIZO Direct価格は199,500円)も用意されている。

インタフェースは、DVI-Iの2系統に加えDisplayPortを1系統装備し、DisplayPortは10bit入力に対応し、Adobe RGBカバー率98%の広色域対応で、最大約10億7374万色を表示することができる。また、見る角度や位置によって、色合いやコントラスト、階調特性の変化が少ないIPSパネルを採用している。

視野角は、水平178度、垂直178度、最大輝度は270cd/平方メートル、推奨最大解像度が1,920×1,200ドット。スタンド機構は、昇降82mm、縦回転が右回り90度、チルトが上40度、スウィーベルが右35度、左35度。外形寸法はW566×H456~538×D230mm、重量は約10.7kg。