日本HPは、SOHO向けのエントリーレベルNAS製品として、「HP StorageWorks X510 Data Vault(以下、X510 Data Vault)」を発表した。2TBモデルと3TBモデルがあり、7月12日より出荷が開始される。価格は、2TBモデルが71,400円、3TBモデルが81,900円。

「HP StorageWorks X510 Data Vault」

「X510 Data Vault」は、Windows Home Serverを搭載し、Windows/Macクライアントを10台まで接続できる。バックアップスケジュールを設定することで、定期的バックアップを実行し、重複排除機能によって更新分だけをバックアップするため、ディスク容量を効率的に利用できる。また、X510 Data Vault内データのバックアップを行う「フォルダ複製機能」を装備し、対象のフォルダを異なるディスクへ複製することも可能。

筐体内部には、3.5型SATAドライブベイを4つ備えており、今回の2TBモデル、3TBモデルは、ともにSATAドライブ2基を内蔵し、残り2つにディスクを追加することで、最大7TBまでディスク容量を追加できる。また、4つのUSB 2.0ポートと1つのeSATAポートを搭載し、外付けHDDを増設することも可能。

インタフェースは、ギガビット対応有線LAN。外形寸法は、W140×H250×D230mm、重量は2TBモデルが5.65kg、3TBモデルが5.75kg。