米Googleは6月16日(現地時間)、YouTube向けのオンラインビデオ編集ツール『YouTube Video Editor』を公開した。同社TestTubeサイト経由で利用できる。シンプル化されており、必要最低限の編集機能が手軽に利用できるのが特徴。

自身のアカウントでアップロードした動画を簡単に編集可能。BGMのサンプルも用意されている

Video Editorでは、YouTube上にアップロード済みのビデオを加工して、より上映時間の長い長編ムービー制作などが可能になる。提供される機能としては「ドラッグ&ドロップによる素材の切り貼りと順番入れ替え」「素材ビデオの前後の切り取り(Trim)」「2つ以上のビデオの合成」「音を用意されている音楽素材で入れ替え」といった作業が行える。使い方としては、撮影した動画をすぐにYouTube上にアップロードし、それらを後でVideo Editor上で編集してオリジナルの長編ムービーを制作するといった使い方になるとみられる。動画フォーマット等の違いもVideo Editor側が吸収してくれるため、ユーザーは細かいことを考える必要がない。YouTube上に同機能を紹介したサンプル動画が多数アップロードされているため、ぜひ参考にしてみてほしい。