キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は5月25日、同社グループのITソリューション事業会社3社(キヤノンソフトウェア、エディフィストラーニング、キヤノンソフト情報システム)を7月1日付で完全子会社化すると発表した。

同社はすでに今年2月25日にITソリューション事業におけるグループの再編を発表し、ITソリューション事業の経営管理を行う中間持株会社 キヤノンMJアイティグループホールディングス(キヤノンMJ-ITHD)を4月1日付で設立している。また、キヤノンソフトウェアについては、株式交換によって5月1日付で完全子会社化している。

今回の再編によってこれらの3社はキヤノンMJ-ITHDの傘下に位置付けられることとなり、再編後のキヤノンMJ-ITHDの連結売上規模は1000億円超、従業員規模は約5,800名になるという。

同社は今回の再編によってグループのシナジー効果を高め、スピード経営の実践を進めるとしている。

なお、エディフィストラーニング(東京都千代田区)の事業内容は企業向けのIT研修やマネジメントで、キヤノンソフト情報システム(大阪府大阪市)は通信系・制御系ソフトウェアの開発・販売を行っている。