三井物産セキュアディレクション(MBSD)は5月13日、事故発生時の緊急対応までを包括的に網羅する会員型のセキュリティサービス「VZero+ER」を7月1日より提供開始すると発表した。

同サービスのコンセプトは「普段から備える緊急サービス」とされており、情報漏えいリスクを最小化する「VZero(Vulnerability-Zero)」と、緊急時の被害を最小限にとどめるための事業再開支援「ER(Emergency Response)」のサービスがパッケージとして提供される。

具体的なサービス内容は以下の通り。

  • 情報セキュリティ相談窓口
    ユーザーからのセキュリティに関する相談を受け付ける。
  • 簡易コンサルティング
    ユーザーの情報セキュリティ対策の現状を調査し、評価・改善アドバイスを行う。
  • プラットフォーム診断
    ユーザーのDMZに置かれているサーバやネットワーク機器のセキュリティ診断を行う。
  • 情報配信
    情報セキュリティに関する情報(脆弱性情報など)をメールやWebで提供する。
  • ログ保管代行
    緊急時に迅速に調査ができるよう、ユーザーの各種ログを預かる。

同サービスは月額料金(要問い合わせ)となり、エントリレベルからハイエンドまで数種類のプランが用意されている。7月1日のサービス開始時に用意されるのはネットビジネス/ECサイト向けの「ホワイト」プランと「シルバー」プランで、その他のメニューについては順次提供される予定。