iPad+Apple Wireless Keyboard+「LapDock」=ノートPC!?

iPadが先行発売された米国では、すでにさまざまな活用アイデアが研究され始めている。そんな中、iPadとワイヤレスキーボードを組み合わせて専用ドックに収めることで、iPadをノート型の素敵アイテムに変換してしまうというアイデアを持ち出した人がいる。

まずは画像とビデオ映像を見てほしいが、「だったら最初からノートPC買えばいいじゃん」という無粋なツッコミは禁止だ。

今回紹介するのは「LapDock」と呼ばれる製品だ。用意するのはiPadとApple Wireless Keyboardで、この2つをLapDockという名称の専用ドックにはめ込むことで利用する。すると「ノートPCが1台完成!」というわけだ。まずはモックアップでできたLapDockのデモ動画「iPadLapDock_Demo」を見てみると良いだろう。

iPadLapDock_Demo」の1シーン

使い方は見た目そのままノートPCだ。違いは画面がタッチスクリーンで、ポインティングデバイスの代わりにタッチ操作が必要になる点だ。だがこれだと横画面専用なので、縦置きにも対応したバージョン2も公開されている。

縦置きにも対応したバージョン2。「Ipad LapDock v.2」より

いかがだろうか? ユーザーコメントを見ると「実用的じゃない」とストレートな意見もあるが、誰もが1度は考えそうなアイデアをそのまま実現したところが面白い。筆者もiPadはハードウェアキーボードと組み合わせて使っていたりするので、この制作者の気持ちは多少なりとも理解できる。

なお、制作者はこのアイデアの製品化に向けてパートナーを募集中とのことで、販売予定や価格が決まり次第iPad LapDockのページでアナウンスする予定だという。興味ある方はメールアドレスを登録して、その後の経過を待ってみるのはいかがだろうか。