Hello, Ringo Todo! - Googleカレンダーとの連携

PCとiPhone/iPod touchを常用するユーザにとってTodoタスクの同期は悩みのタネだが、Ringo TodoはこれをGoogleカレンダーと同期することで解決している。その他の設定 > 同期より、Googleアカウント情報とカレンダー名を入力しておく。あとは各画面の左上にある同期アイコンをタップすれば、Googleカレンダーとの同期がおこなわれる。

その他の設定 > 同期より、Googleカレンダーと同期するためのアカウント情報を設定する

同期の設定後、各画面の左上同期アイコンをタップしてGoogleカレンダーと同期する。同期速度も申し分ない

Ringo Todoと同期したGoogleカレンダー。繰返し間隔が設定されたタスクも問題なく表示できている

Ringo Todoから入力したタスクはGoogleカレンダー上で確認でき、Googleカレンダーで登録した予定はRingo Todoのタスクとして同期できる。PC・iPhone/iPod touchのどちらをメインにするか悩んでいたユーザもこれで解決だ。

その他、オプション詳細

Ringo Todoにはユーザ側で柔軟なカスタマイズができるよう、さまざまなオプションが用意されている。ここではその一部を紹介しよう。

その他の設定項目 備考
全タスク数を表示する カテゴリ一覧において、全タスク数を「/」で区切って表示する
全タスク数の表示色 全タスク数の文字色を4色の中から選択
全タスク数の種類 全タスク数のカウント種類を「すべてのタスク」「1週間のタスク」「本日のタスク」の中から選択
カテゴリ一覧を太字にする  
タスク一覧を太字にする  
タスク名を太字にする  
設定ページを太字にする  
カテゴリ名のフォントサイズを固定する  
タスク名のフォントサイズを固定する  
アプリケーションバッジを表示する iPhoneのホーム画面でタスク数をバッジ表示する
アプリケーションバッジの種類 バッジ表示するタスクのカウント種類を「完了していないすべてのタスク」「完了していないすべてのタスク(1週間分)」「完了していないすべてのタスク(1日分)」の中から選択
タスクの選択で編集を開始する タスクをタップ時、詳細画面に移動せずそのまま編集画面に移動する
「すべて」カテゴリを表示する  
「期限切れ」カテゴリを表示する  
タスク完了時に期日と優先度をリセットする  
グレースケール画像を使用する 優先度の色がグレースケールとなる
起動時に指定のカテゴリを表示する Ringo Todo起動時に指定したカテゴリのタスク一覧が表示されるようになる
Httpサービス PCのWebブラウザからタスクデータのバックアップ/復元をおこなう(WiFi環境下のみ)

「アプリケーションバッジを表示する」を有効にした場合は、ホーム画面で任意の種類のタスク数が表示されるようになる

Httpサービスを有効すると、Webブラウザ経由でRingo Todoデータのバックアップと復元がおこなえるようになる

Ringo Todoで表示されるURIとID・設定したパスワードを使用してWebブラウザからアクセス。バックアップ時にパスワードを指定しておくことで、万が一ファイルが他ユーザに渡ったとしても復元できないようにすることが可能

以上、Ringo TodoでのTodo管理と方法について簡単に紹介した。

執筆中に感じたこととして、1つ1つの機能がかなり細部まで作りこまれている印象を受けた。カレンダーUIにはじまり、柔軟なソート設定、手動ソート→自動ソートの設定を繰り返しても直前の手動ソートを記憶、タスク内容入力時の誤操作防止などなど。シンプルなデザインと洗練されたUI、キビキビとした動作からは開発チームのこだわりを感じるといってもよいだろう。

多機能&シンプルさを両立し、使っていくうちにタイトルどおり「これはいいかも」と思ってしまうRingo Todo。Todoの管理スタイルは人によってさまざまだが、まず簡単にTodoをはじめてみたいというライトユーザから、これまでiPhone/iPod touchでTodo管理しているヘビーユーザまで万人にオススメできるプロダクトだ。

またRingo Todo Liteで実際に使い、機能をフルに使いたい場合はPC経由でタスクをバックアップ→Ringo Todoに移行という試し方もできる。興味がある方は、ぜひ1度使ってみてほしい。