ASUSTeK Computerは25日、複数台のパソコンを接続でき、各パソコンのデータの保存先として使用できる小型サイズのホームサーバ「TS mini」を発表した。CPUはIntel Atomで、OSにWindows Home Serverを搭載している。発売日は3月26日。価格はオープンだが、店頭予想価格は49,800円。

「TS mini」

OSにWindows Home Serverを採用した家庭向けサーバ。家族1人1人のパソコンのデータを1か所にまとめて保存できるため、データの自動バックアップ(TS mini自身のデータも、外付けのHDDや増設HDDに自動バックアップ可能)や、各パソコンの容量不足の解消、データの有効活用などを行なえるとしている。自分だけが保存でき、自分だけが見ることができるプライベート用の保存領域も作成可能だ。また、OS標準でダイナミックDNS機能に対応しており、外出先から自宅のTS miniにアクセスすることもできる。

接続イメージ

主な仕様は、CPUがIntel Atom N280(1.66GHz)、チップセットがMobile Intel 945GSE Express、メモリが1GB容量のDDR2-800(SO-DIMM×1空き有、最大2GB)、ストレージベイ数は3.5型SATA×2基で、1TB容量のHDD(7,200rpm)を1基搭載済み。ネットワーク機能はGigabitEthernet×1ポート。インタフェースはUSB 2.0×6ポート、eSATA×2ポート。本体サイズ/重量は約W96×D204×H245mm/約3.3kg。電源はACアダプタ。