電気通信事業者協会(TCA)は5日、2月末日時点での携帯電話・PHSの契約数をとりまとめて発表した。2月の純増数はNTTドコモが14万8,300件で、7カ月ぶりに首位になった。先月1位のソフトバンクモバイルは2位、続いて、au、イー・モバイルの順となっている。携帯電話全体の累計では48万8,600契約増の1億1,151万5,200契約だった。

2月の携帯電話契約数は、各社そろって純増となった。首位の座に返り咲いたNTTドコモは14万8,300増で、累計契約数は55,69万2,500契約。同社では1月から「学割」プランを開始、学生かその家族であれば基本使用料が月額390円から利用できるようになっている。加えて、4月にはAndroid搭載スマートフォン「Xperia」を発売する予定だ。2位のソフトバンクは14万5,800増で、累計契約数は21,99万8,000契約。3位のauは12万1,400増で累計契約数は31,56万7,200契約。4位のイー・モバイルは7万3,100増で、累計契約数は2,25万7,500契約となっている。

グループ 純増数 累計
NTTドコモ 148,300 55,692,500
KDDI(au) 121,400 31,567,200
ソフトバンクモバイル 145,800 21,998,000
イー・モバイル 73,100 2,257,500
携帯電話総計 488,600 111,515,200

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービス(イー・モバイルを除く)についての純増(減)が以下の通り含まれる。

グループ 純増数のうち
プリペイド契約 通信モジュール
NTTドコモ -100 8,900
KDDI(au) -5,900 16,000
ソフトバンクモバイル -11,900 62,400
イー・モバイル 1,300 -

PHSではウィルコムが6万9,600減で、PHS全体では417万1,200契約となった。UQコミュニケーションズは四半期ごとに契約数を公表しており、今月の発表はなかった(12月末での発表時では累計63,600契約)。

グループ 純増数 累計
ウィルコム -69,600 4,171,200
PHS総計 -69,600 4,171,200