Apple「iPhone 3GS」

みずほ情報総研とアドバンスト・メディアは、iPhone 3GS向け営業支援システムに対応するセキュアな「音声認証」機能を開発。AIGエジソン生命に提供・導入を行う。

今回開発した「音声認証」機能は、声紋認証に加え様々な認証・セキュリティを組み合わせることで、誤認率を0.00000003%以下に抑え、高いセキュリティ性の確保を実現。この新機能により、スムーズかつ厳格な本人認証を行えることから、営業支援ツールとしてiPhone 3GSを採用するAIGエジソン生命が、全営業社員に向け「音声認証」機能の導入を決定した。

同時にAIGエジソン生命では、アドバンスト・メディア開発のiPhone 3GS向け「AmiVoice音声認識エンジン」に、みずほ情報総研が保険業向け業務で培ったノウハウを元にした「汎用音声認識保険言語モデル」を組み合わせた音声認識機能も導入。これにより、営業社員がiPhone 3GSを用いて社内メールや営業支援サイトにアクセスする際にも、音声認識によるメール作成業務や顧客データ検索などを迅速に行えるようになり、作業効率が大幅改善。高いセキュリティと保険業界におけるコンプライアンス強化も促進できるようになった。

今後、みずほ情報総研とアドバンスト・メディアでは、試行導入を通じ新たな用語を追加するなど改善を実施。2010年6月の本稼動に向けて準備を進める。また、他の金融機関向けにも同システムの導入を推進していくとしている。