ソニー、デザインなどを重視したサイバーショット Wシリーズ3製品を発表

ソニーは18日、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット Wシリーズ」の新製品として、女性向けにデザインなどを重視した3モデルを発売すると発表した。「DSC-W380」「DSC-W350」「DSC-W320」の3製品が用意され、発売はいずれも2月5日で、価格はオープンプライス。

DSC-W380は、35mm判換算で24mmスタートの広角レンズを搭載。焦点距離は24～120mmの光学5倍ズームレンズで、ソニーの高性能レンズ「Gレンズ」を採用している。F値はF2.4～F5.9で、光学式手ブレ補正も搭載する。

撮像素子は有効画素数1410万画素の1/2.3型Super HAD CCDで、720pのHD動画(MP4形式)を撮影可能。カメラを上下左右に振るだけでパノラマ画像が撮影できる「スイングパノラマ」機能を搭載。同時発表のDSC-TX7/HX5Vに搭載された顔や動きの検出には対応しないが、気軽にパノラマ撮影ができるようになった。

液晶は2.7型23万ドットの「クリアフォト液晶」。本体サイズは91.7(W)×51.9(H)×19.7(D)mm、約108gで、記録メディアはメモリースティックPROデュオ/SD/SDHCカード。推定市場価格は3万円前後。

DSC-W350は、16.7mmの薄型ボディに、26mmスタートの光学4倍ズームレンズを搭載。撮像素子は有効画素数1410万画素1/2.3型Super HAD CCD、焦点距離は26～105mm、F値F2.7～F5.7のカール ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを採用する。

液晶は2.7型23万ドットの「クリアフォト液晶」で、メモリースティックPROデュオ/SD/SDHCカードに対応し、スイングパノラマ機能、720pのHD動画撮影機能も搭載する。本体サイズは90.7(W)×51.5(H)×16.7(D)mm、約100g。推定市場価格は25,000円前後。

DSC-W320は、おまかせオート機能を搭載し、シンプルな操作性とカラフルな3色のボディカラーを用意したモデル。レンズは26～105mmのカール ツァイス「バリオ・テッサー」を搭載。レンズのF値はF2.7～F5.7で、スイングパノラマ機能も搭載する。

液晶は2.7型23万ドットの「クリアフォト液晶」で、メモリースティックPROデュオ/SD/SDHCカードに対応する。本体サイズは92.9(W)×51.9(H)×17.3(D)mm、約101g。推定市場価格は2万円前後。