プリンストンテクノロジーは11日、Kingston Technology製SSD「SSDNow V」シリーズの新モデルとして、既存のHDDと組み合わせて使用することを目的に設計したという2.5型SATA SSD「SSDNow V Series 40GB Boot Drive」を発表した。発売開始は11月中旬。価格はオープンだが、店頭予想価格は11,000円。

「SSDNow V Series 40GB Boot Drive」(型番: SNV125-S2/40GB)

HDDとの併用が推奨されるSSD製品で、HDD併用を前提に記憶容量が抑えられており、その分コスト削減も実現されている。同社では、OSや重要なアプリケーションをSSD側、動画や写真などのデータファイルをHDD側に保存することで、SSDとHDD両デバイスの利点を活かした効率的なソリューションが可能になると説明している。

主な仕様は、記憶容量が40GB、シーケンシャルリードが最大170MB/秒、シーケンシャルライトが最大40MB/秒、消費電力は動作時0.15W(待機時0.06W)、MTBFは100万時間。インタフェースはSATAで、本体サイズは2.5型相当。

バンドル・キット(型番: SNV125-S2BD/40GB)

SSD製品単体のほか、同製品と、デスクトップPCとの接続キット(クローンソフトウェア、2.5~3.5インチのブラケット、SATAデータ/電源延長ケーブル)を組み合わせたバンドル・キットも発売する。こちらのキットの店頭予想価格は12,600円。なお、単体製品およびバンドル・キットには3年間の保証と無料のテクニカル・サポートが付属する。