イーストは26日、NTTドコモのAndroid搭載端末「HT-03A」向けに、辞書アプリ「デ辞蔵 for Android」として、ジーニアス英和・和英辞典MX、明鏡国語辞典MXの販売を開始したと発表した。

NTTドコモのケータイ「HT-03A」においては、OSが『Android 1.6』にバージョンアップされるのに伴い、「Android マーケット」で有料アプリの購入ができるようになった

今回イーストでは、Androidマーケットで辞書アプリ「デ辞蔵 for Android」として、ジーニアス英和・和英辞典MX、明鏡国語辞典MXの販売を開始。同アプリでは、『ジーニアス英和辞典MX』(収録語句 8万9,000)、『ジーニアス和英辞典MX』(収録語句 6万9,000)、『明鏡国語辞典MX』(収録語句 5万8,000)、が利用できる。MXは「モバイル・エクストラ」の略で、ジーニアス、明鏡をもとにモバイルデバイス用に編集された辞典となっている。

また、「デ辞蔵」の特徴であるネット辞書との串刺し検索機能を使い、Wikipedia日本語版(50万語)の辞書引きも可能となっている。

購入するには、メニューアイコンの「マーケット」から「アプリケーション」→「リファレンス」を選択し「ジーニアス英和・和英辞典MX + 明鏡国語辞典MX」をタップすれば購入できる。大きな辞書データのため、同社ではWi-Fi環境での操作を勧めている。また、回線切断がない状態でダウンロードする。価格は初回特価1,800円となっている。

有料での販売開始に伴い、7月10日にスタートした無償体験版のダウンロードは終了する。すでに無償体験版を使っているユーザーは、12月10日まで利用できる。

同社では、「今後多くのAndroidスマートフォンの登場に期待し、初年度1万本の販売を目指す」としている。