三菱電機は、WUXGA(1,920×1,200)表示に対応する、24.1型ワイド液晶ディスプレイ「VISEO」(ヴィセオ)シリーズ新製品として、「MDT243WGⅡ」を発表した。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は99,800円。発売は28日予定。
MDT243WGⅡは、動画ブレ抑制技術「MP ENGINEⅡ」(Motion Picture ENGINEⅡ)を搭載する24.1型マルチメディアワイド液晶ディスプレイの後継機。映像補正を行い鮮明な映像を再現する超解像技術や同社独自高画質技術を凝縮した画像処理LSI「ギガクリア・エンジン」を搭載している。従来のシャープネス回路では再現できなかったフォーカス感や、木の葉や壁、顔などのディテール感を鮮明に再現可能で、超解像技術の効果は、0%(オフ)~100%の10レベルから選択できる。
液晶の駆動方式はVA(Virtical Alignment)で、ノングレアパネルを採用。視野角は左右上下とも178度で、輝度は500cd/m2(MP MODEオフ時)。コントラスト比は2,000:1(Contrast Ratio Optimizerオフ時1,000:1)。応答速度/MPRT(Moving Picture Response Time/中間調を含む全諧調平均応答速度)は、6ms(GTG)/10ms。チルト角度上25度下10度、スィーベル角度90度、高さ調整は約60mm。
インタフェースはDVI-D(HDCP対応)、HDMI×2(PC入力可)、D5端子、コンポジットビデオ/S端子、ステレオミニジャック、S/PDIF×1。ステレオスピーカー(5W×2)を内蔵している。サイズは、W558.5×H460.3×D270.0mmで、重量約11.2kg。