富士通は、シニアや初心者向けに「かんたん」「使いやすい」「あんしん」を追求したPC「FMVらくらくパソコン」シリーズの新機種を発表した。ラインナップは、タッチパネル式20型ワイド液晶一体型デスクトップ「F」シリーズの「FMV-DESKPOWER F/ER」、タッチパネル式15.6型ワイド液晶搭載ノート「NF」シリーズの「FMV-BIBLO NF/ER」。FMV-DESKPOWER F/ERの店頭予測価格が164,800円で、11月5日発売。FMV-BIBLO NF/ERが139,800円で、11月12日発売。

「FMV-DESKPOWER F/ER」

「FMV-BIBLO NF/ER」

電源を入れると最初に起動し、よく使うソフトをすぐに使い始められる「らくらくメニュー」、お気に入りの表示・追加、画面スクロールなどの便利な機能を集めたパネル「らくらく操作パネル」(ブラウザ画面の隣に同時表示)、キーボード代わりに画面にタッチするだけで文字を入力できる予測入力機能搭載「タッチ文字入力」、らくらくパソコン専用の検索ソフト「かんたん検索」などを備えている。

「はじめてマウス」

また、専用電話相談窓口、「毎日のページ」「困ったときのページ」「学習のページ」などの専用ホームページ、大きな文字で見やすい専用の活用マニュアル、専任スタッフが訪問してセッティングする「FMVらくらく訪問サービス」(有料)などのサポートサービスも充実させた。

指に沿うようなへこみで自然に正しく握れるデザインと、左ボタンに色を付けエンボス加工を施し感触を変えることで、左右の違いをはっきりさせた「はじめてマウス」を添付している。

なお、富士通WEB MARTでは、限定販売の「FMVらくらくパソコン(日経PCビギナーズコラボモデル)」も用意している。

「FMV-DESKPOWER F/ER」

FMV-DESKPOWER F/ERの仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8700(2.53GHz)、チップセットがMobile Intel GM45 Express。メモリ4GB(2GB×2/最大8GB)。グラフィックス機能はMobile Intel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)。ディスプレイとして、HD+(1,600×900)表示可能な、タッチパネル機能搭載20型ワイド スーパーファイン VX液晶を採用。ストレージは約500GB。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。

オーディオ機能としては、チップセット内蔵+High Definition Audioコーデックを利用可能で、ステレオスピーカー/デジタルマイク(モノラル)を内蔵している。ネットワーク機能は、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。インタフェースはUSB 2.0×5、SDメモリカード/メモリースティック対応ダイレクト・メモリースロット。有効画素数約130万画素のWebカメラを内蔵している。

サイズはW497×D198×H391mmで、重量約10.8kg。ワンタッチボタン付きキーボード、光学式USBマウス「はじめてマウス」を同梱。OSは、Windows 7 Home Premium(32bit)をプリインストール。

「FMV-BIBLO NF/ER」

FMV-BIBLO NF/ERの仕様は、CPUにIntel Celeron 900(2.20GHz)、チップセットにMobile Intel GL40 Express。メモリ2GB(2GB×1/最大4GB)。グラフィックス機能はMobile Intel GMA 4500M(チップセット内蔵)。ディスプレイとして、1,366×768表示可能なタッチパネル機能搭載15.6型ワイド スーパーファイン液晶(LEDバックライト)を採用。ストレージは約320GB HDDで、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。

オーディオ機能としては、チップセット内蔵+High Definition Audioコーデックを利用可能で、ステレオスピーカーを内蔵。ネットワーク機能は、10/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。インタフェースはUSB 2.0×4、HDMI、ミニD-Sub15ピン、ExpressCard/34 /54、SDメモリカード/メモリースティック対応ダイレクト・メモリースロット。

光学式USBマウス「はじめてマウス」を同梱。OSは、Windows 7 Home Premium(32bit)をプリインストール。