ARTURIAは、伝説的なヤマハ社製アナログシンセサイザー「CS-80」を再現したソフトウェアシンセサイザーの最新バージョン「CS-80V 2.0」(以下、CS-80V2)を発表した。価格は249USドル/229ユーロ。

CS-80Vでは、1970年代後半にTOTO、キース・エマソン、スティーヴィー・ワンダー、ピーター・ガブリエルなど数多くのアーティストが使用し、「究極のポリフォニックシンセサイザー」として名を馳せたCS-80を、25年後の現代にソフトウェアシンセサイザーとして蘇らせた製品。2.0では、新たにVCF、リングモジュレーターのオーディオクオリティーの向上、視覚的に音色属性を識別し数百におよぶサウンドを快適に選択可能にする同社独自の「SoundMap」によるプリセットナビゲーションの追加、新プリセットサウンドの追加、CPUの使用率低下(Mac)などが行われている。また、コピープロテクトが「Syncrosoft copy protection」システムへと変更された。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4以降。

好評のソフトウェアシンセサイザー「CS-80V」が2.0へとバージョンアップ。新機能やプリセットの追加のほか、Audio Unitに関する互換性の強化など複数のバグフィックスなども行われているとのこと