Opera Softwareは8月25日(ノルウェー時間)、開発中のWebブラウザ「Opera 10」のRC(リリース候補)版を公開するとともに、最終版を9月1日にリリースする計画を明らかにした。

Opera 10が搭載するレンダリングエンジンは、GmailやFacebookなど大量のリソースを必要とするWebページを、Opera 9.6との比較で約40%高速に処理する。またブラウジングを効率化する技術「Opera Turbo」を備える。これは画像などのWebコンテンツをOperaのプロキシサーバで圧縮することで、低速なインターネット接続環境でもすばやくWebページを表示させる。このほかタブバー、サムネイル・タブ、Speed Dial、Opera Mailなどが強化された。