続いて行われたWindows Serber 2008 R2のデモンストレーションでは、サーバープラットフォームビジネス本部 業務執行役員 本部長の五十嵐光喜氏が登壇。
2台の同じハードウェアでWindows Server 2003 R2 x64とWindows Server 2008 R2を動かしたところ、消費電力に大きな差があることを紹介。「CPUの周波数コントロールはすでに実装されていたが、さらに進めて作動中のプロセスを少数のコアに寄せて、使っていないコアの電源は落とすとコアパーキング機能を搭載しました。Windows Server 2008 R2では周波数とコアパーキングという2つのテクノロジーを合わせることで大きな消費電力削減を行っている」と五十嵐氏は語った。
クラウド時代を見据えた技術としては、仮想環境をイメージ化した「VHDファイル」を活用してのブートが紹介された。
Hyper-V上で稼働していた仮想OSをVHDファイルとして利用し、ハードウェア上で直接起動させることが可能になった。Windows展開サービスを利用して配信することもできるという。「仮想環境と物理環境をOSのレベルから見てまったくシームレスに動かしているということです。それも、皆様のよく知っているBCDコマンドで処理できる。イメージ作成もHyper-V上で自動的に行ったり、変換するだけで簡単に作成できます。皆様に負荷をかけることなく、容易にポータビリティを実現します」と語った五十嵐氏は、「データセンターは今後、物理のみ、仮想化のみということはありません。必ず混在した環境になる。環境に合わせてオペレーションを変えるのでは大きな手間になる。展開先が物理環境でも仮想環境でも展開できるVHDを利用することで、大きな工数削減になります」とも語った。
最後に行われたのは、マイクロソフトコーポレーション Officeプロダクトマネジメントグループ コーポレートバイスプレジデントの沼本健氏によるOffice 2010のレモンストレーションだ。「2010シリーズの製品群を通じてマイクロソフトが一環して追求しているビジネスプロダクティビティのビジョンは、ユーザーエクスペリエンス、ITの選択肢と価値、ビジネスプラットフォームという3点に集約されます」と語った沼本氏は、Office 2010のユーザーエクスペリエンスも「よりよい共同作業、アイエアの実現、どこにいても使えるOffice」という3点に集約されると紹介した。
デモンストレーションでは様々な機能が紹介されたが、中でもExcel 2010についてはチャートをセルの中に表示する「スパークライン」や、ピボットテーブルの絞り込み、1億行のデータから即座に作られるダッシュボード、多人数の同時編集等多彩な機能が紹介された。