「ゼンリン電子地図帳Zi12」

ゼンリンは、同社の地図ソフトシリーズ「ゼンリン電子地図帳Ziシリーズ」最新版となる「ゼンリン電子地図帳Zi12」を9月18日より発売する。製品はエリア区分などにより、6タイトル発売されるが「DVD全国版」の価格が14,700円となる。対応OSは、Windows XP Professional/Home Edition(SP3) / Vista(SP2)。ハードディスクに1.5GB以上の空き容量、拡張データを含むすべてのデータをインストールするには、最大となる全国版で14GBの空き容量が必要になる。ラインナップと価格は以下の通り。

「ゼンリン電子地図帳Zi12」

DVD全国版 価格14,700円
DVD全国版 ガイドブック付き 価格16,275円
DVD全国版 乗り換え専用 価格11,550円
DVD関東・東海・関西版 価格8,400円
DVD東日本版 価格8,400円
DVD西日本版 価格8,400円

「ゼンリン電子地図帳Zi12」では、2009年4月までに行われた市町村合併情報を反映した地図データ、1,335都市(前バージョンより177都市追加)の市街地図データが収録される。ソフトは、高速なスクロールと日本全図から市街地図(1/1000縮尺)までの無段階ズームアップ&ダウンなど快適なユーザーインタフェースを使って、日本地図を隈なく満喫できるソフトとなる。

地図は、視点を自在に変えられる「3Dモード」やGPS衛星測位から得る情報をもとにした「世界測地系」にも対応するほか、方位を見失うことなく360度自由自在に回転できる方位磁石機能なども搭載。地図情報からのデータ検索には、日立製作所の組み込みデータベース「Entier」(エンティア)が採用されており、複数キーワードでの絞り込み検索での高速検索も可能になる。データにはNTTタウンページの約1,000万件の事業所情報も含まれる。

編集機能では、地図上にユーザー独自のアイコンや図形、文字などの情報をレイヤーで管理できる「オーバーレイヤー機能」を搭載、最大100のレイヤーを作成できるほか、CSVファイルの住所データや緯度経度データを地図上に取り込む機能など多彩な機能を搭載する。

そのほか、「Exif 2.1」/「Exif2.2」に対応するデジカメで撮影した写真の自動配置、 NMEA-0183対応GPSとの接続では、地図上の現在位置を表示させることができる(同社動作確認済みGPSレシーバー いいよねっと製 GPSMAP60CSx 日本語版 / アイ・オー・データ機器製 USBGPS2 USBGPS2/SMD9)。

「ゼンリン電子地図帳Zi12」起動画面