三洋電機と石森プロは15日、石ノ森章太郎氏のSF漫画『サイボーグ009』と、充電池「eneloop(エネループ)」のコラボレーションを展開すると発表した。

「地球を守りたい」という同じ志をもつ仲間としてeneloopと『サイボーグ009』が手を組む

eneloopは、充電すれば約1000回くり返し使え、使い終わった後にはリサイクルが可能な「エネルギー(energy)の循環(loop)」をコンセプトにした充電池。一方、『サイボーグ009』は、平和への想い、人種や国境を越えた助け合い、正しい科学の道、などをテーマにしたSF漫画。今回のコラボレーションは、「漫画のヒーローも、地球環境を守る活動を実践したい」という石森プロの考えと、環境・エナジー先進メーカーを目指す三洋電機の「未来の子供たちに美しい地球を還したい」という想いが合致し、実現したもの。

主人公・島村ジョーがエネループ フレンズに加入。石森プロでは、2009年を「サイボーグ009イヤー」と位置づけ、イベントなどを通じて『サイボーグ009』に込めたメッセージの発信を強化していく

具体的なコラボレーション内容としては、7月19日の「サイボーグ009の日」から『サイボーグ009』の主人公である「島村ジョー」が、eneloopのコミュニティサイト「さあ、eneloopの輪に入ろう。」の会員としてブログで環境関連のメッセージを発信。また、同日より、eneloopのマスコットキャラクター「eneloopy」のオフィシャルサイト「funfun eneloopy(ファンファンエネルーピー)」に『サイボーグ009』のメンバーが登場。『サイボーグ009』とeneloopyがコラボしたパソコン用の壁紙やブログパーツなどのダウンロードも予定している。

なお、7月19日に東京・原宿アストロホールにて開催される009のファンイベント「009 For the world」に、エネループで協賛。来場者には"ささやかなプレゼント"も用意される予定だという。