6月22日、YAMAHAは、防音室「セフィーネIIボックスR/E1」のレンタルを7月1日よりスタートすることを発表した。

今回発表された防音室の広さは、0.8/1.2/1.5畳の3サイズ。管楽器などの練習をおもな用途とするモデルで、1.2畳タイプと1.5畳タイプにはエアコン付きモデルもラインナップされる。レンタルは、最短で12か月から、最長で48か月まで可能。また、レンタル終了後に防音室を購入する場合、今まで支払ったレンタル料分が、購入代金に割り当てられる。

レンタル料金は、月額で0.8畳モデルが1万4,700円、1.2畳のエアコンなしモデルが1万6,380円、エアコン付きモデルが1万8,585円、1.5畳のエアコンなしモデルが1万8,165円、エアコン付きモデルが2万0,265円となっている。いずれも、従来のレンタル料金に比べて30%弱程度低価格だ。なお、配送や組み立て設置にかかる費用はレンタル料に含まれるが撤去の際の費用は別途必要となる。

同社では、防音室のレンタルを2003年8月よりスタートさせている。レンタル用の防音室は、販売用のモデルに比べてシンプルな構造を採用することで、防音に関しては販売モデルと同等の性能を持ちながら、より低価格で提供を可能としたモデル。同社によると、これから楽器の演奏を始めたいが、本当に長続きするのかどうかわからないといった人に、レンタルという手軽さと低価格が好評とのことだ。

セフィーネIIボックスR/E1「AMCRE15N」。広さ1.5畳でエアコンなしのタイプ