ウィルコムは高速データ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」を拡充し、26日より月額0円から利用できる料金プランを個人および法人ユーザーへ提供すると発表した。また、セキュアなリモートアクセスを可能とする企業向けゲートウェイサービス「3G閉域接続サービス」も提供開始する。

WILLCOM CORE 3Gは、NTTドコモのFOMAネットワークを利用した高速データ通信サービス。通信方式は3G/HSDPAで、通信速度下り7.2Mbps、上り384kbpsを実現する。個人ユーザー向けの「3G データ定額」と、法人ユーザー向けの「3G データ定額 ビジネス」(5回線以上の契約が必須)は月額0円からの新料金プランで、WILLCOM CORE 3Gが利用できる(別途、PRINの接続料月額945円が必要)。法人向けプランでは同一請求先のアカウント同士で無料通信分のパケット分け合いが可能。26日より提供を開始するにあたり、本日より予約申し込み受付を順次開始する。

また、WILLCOM CORE 3Gに対応する新たなUSB型データ通信端末HX003ZT(ZTE製)を発売開始。W-VALUE SELECTで一括購入の場合は22,680円だが、W-VALUE割引適用後の実質負担額は0円になる。

「HX003ZT」。サイズは85×25×9.6mm、対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4.11~10.5.4(Intel版)

WILLCOM CORE 3Gを利用する法人ユーザーには「3G 閉域接続サービス」を新たに提供開始し、本日より申し込みを受付ける。同サービスを利用すれば外出先や移動中でも社内システムへセキュアにアクセスすることができ、日々の業務を効率化させることが可能になる。利用料はWILLCOM CORE 3Gの料金プランと、振分装置利用料金の初期費用が振分装置工事費5,250円/契約、認証ID工事費2100円、月額1,5750円/契約(別途NTTコミュニケーションズとの契約が必要)。

FOMA網とNTTコミュニケーションズのモバイル/リモートアクセスサービスを結び、セキュアなモバイル通信を実現

このほか、6月26日より8月31日まで「WILLCOM CORE 3G スタートキャンペーン」を実施する。期間中にW-VALUE SELECTで「3G データ定額」「3G データ定額 ビジネス」を契約すると、新規契約・機種変更の事務手数料および期間中のデータ通信料、インターネット接続料、ユニバーサルサービス料が無料となる。また、6月3日から9月30日の期間中に「3G 閉域接続サービス」を契約すると、期間中「WILLCOM CORE 3G」が月額3,129円で利用可能になり、振分装置利用料は期間後も継続して無料となる。