日本IBMは5月28日、企業向けリアルタイム・コミュニケーション環境構築サービス「IBM コンバージド・コミュニケーション・サービス - ビデオ・コミュニケーションズ - デスクトップビデオ」を発表した。提供は即日開始される。

同サービスは、双方向でコミュニケーション可能なビデオ会議システムを構築するというもの。複数拠点間のビデオ会議を実施する多地点接続装置、音声や動画の通信を管理するソフトウェア、3G携帯電話と接続するためのゲートウェイ、会議のスケジュールなどを行う管理ソフトウェアなどの製品と、ユーザーの利用形態に合わせた要件定義、システム設計、機器設置などのシステム導入支援、ユーザーへの操作方法の説明などのサービスが含まれている。

同社のコラボレーション・ソフトウェア「IBM Lotus Sametime」との連携にも対応しており、映像や資料、アプリケーション画面を共有しながらのWeb会議や複数ユーザーでのグループ・チャットといったリアルタイムコラボレーションが利用できる。接続は、固定拠点だけでなく、自宅のパソコンや出先の携帯電話からも可能なため、在宅勤務やパンデミックなどの非常時のBCP(事業継続計画)に活用できる。