iPhone / iPod touchから直接印刷できる「ePrint」

マイクロテック が、プリンタへの直接印刷を可能にするiPhoneアプリ「ePrint」の最新版を公開した。対応デバイスはiPhoneとiPod touch、動作環境はiPhone OS 2.0以降。価格は350円、機能を限定した試用版「eprint Free」も無償で公開される。

ePrintは、直接iPhone / iPod touchから印刷を実行するためのユーティリティ。住所録やカメラなどiPhoneに標準装備のアプリからプリンタへ、ドライバなど追加ソフトなしに直接印刷できる。用紙サイズ指定や両面印刷、カラー / モノクロの切り替えといった設定も変更可能。印刷プレビューの確認や、にも対応している。

ePrintで印刷可能なプリンタは、無線LANに接続されたTCP/IP (LPR) およびSNMPに対応した機種に限られる。サポートされるページ記述言語 (PDL) はESC/P-RやPostScript、ESC/Pageなど。同社Webサイトには、「マルチフォトカラリオ PX-601F」「同EP-901A」「EP-901F」など対象機種リストが掲載されている。試用版では1ページ / 1フォーマットにかぎり印刷できるため、実際に印刷できるかどうか確認した後に製品版を購入することが推奨されている。

今回のバージョンでは、ページ記述言語として新たにLIPSとPCL (ページプリンタのみ) をサポート。カレンダーとカードの印刷にも対応、8X10inの用紙サイズが追加された。PostScriptプリンタへの印刷で生じていた不具合の修正も行われている。

複数のPDLをサポート、今回のバージョンではLIPSとPCLにも対応した

プリンタ登録例

カメラで撮影した画像の印刷

写真アルバムにある画像の印刷

メモの印刷