アビッドテクノロジーは、中小規模のライブサウンド向けデジタルコンソール「Digidesign VENUE SC48」を発表した。価格は未定で、近日出荷予定。

本製品はコストパフォーマンスにすぐれたコンパクトタイプのデジタルコンソールで、サウンドクオリティにこだわりつつ、業界標準のプロフェッショナルオーディオならびにビデオシステムと互換性を備えている。Digidesignをはじめとする開発パートナー製のソフトウェアプラグインがインストールでき、スタジオサウンドをそのままライブパフォーマンスで再現可能。「Pro Tools LE」とのダイレクト接続に対応し、パソコンとUSB接続するだけでフィジカルなコントロールが行える。また、チャンネル・コントロール機能を搭載し、ボタンを1度クリックするだけで全チャンネルパラメーターにアクセスとコントロールが可能。この他、センター・フレックス・チャンネル機能、VCA &グループ・スピル機能を備え、柔軟かつスピーディなチャンネルコントロールを実現している。なお、他のVENUSシステムと同様、本製品も「VENUE D-Show software」で動作している。

本体は989(W)mm×715(D)mm×186mm(H※リア部分)で、重量は56.7Kg。パソコンと接続するためにUSB2.0端子とIEEE1394端子を搭載する