「FMV-DESKPOWER LX/D90D」

富士通は21日、一体型デスクトップ「FMV-DESKPOWER LX」シリーズの2009年夏モデルとして、1,920×1,080のフルハイビジョンに対応した「FMV-DESKPOWER LX/D90D」を発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は230,000円前後。

仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo E7500(2.93GHz)で、チップセットがIntel G45 Express、メモリには4GB DDR3 SDRAM(2GB×2、最大4GB)が採用されている。グラフィックス機能はIntel GMA X4500HD(チップセット内蔵)を利用。HDDの容量は約1TB(SATA、7200rpm)だ。

液晶ディスプレイは23型ワイド(1,920×1,080)で、スーパーファインVX液晶を採用。光学ドライブには、Blu-ray Discドライブを採用。スーパーマルチ機能に対応しているため、2層書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブとしても利用可能だ。プリインストールOSは、Windows Vista Home Premium SP1。

TV機能として、地上/BS/110度CSデジタル放送対応のハイビジョン・テレビチューナーを2基搭載。デジタル放送を同時に2番組録画する「ダブル録画」に対応している。また、テレビ機能使用時インターネットに接続することで「G-GUIDE」(電子番組表)や「テレビ局サイトリンク機能」などの機能が利用できる。

さらに、映像の画質を高めて色を鮮やかに表現する「Dixcel HDエンジン」を搭載。「Dixcel HDエンジン」はAVCREC規格に対応しており、ハイビジョン画質での長時間録画が可能。画質モードは9MbpsでDVD1枚に1時間分保存できる高画質と、4.5MbpsでDVD1枚に2時間保存できる長時間から選べる。

ネットワーク機能としては、IEEE 802.11b/g/n対応の無線LAN、10/100/1000BASE-T対応の有線LANを搭載。その他の機能は、USB 2.0×6、IEEEE1394など。本体サイズはW645×D243×H456mm、重量は18kg。付属のマウスとキーボードはワイヤレスとなっている。

形山美行(デジタル・コンテンツ・パブリッシング)